初音ミク (Hatsune Miku)
Qualia
[ハチ「Qualia ft. 初音ミク」歌詞]
私は何処にいるの?
誰も問いに答えない
見渡せば 悲しい程
白いだけの世界で
伝えたい事があるの
誰かに ほら誰かに
見上げても 空は無く
立つべき地面も無い
誰の声も聞こえないこんな世界 何の為
嘘の様な私がここで息をする
滲む星を作るのは
私自身だと気付く
白の世界 彩ろう
零した色は何処までも
空色 紙飛行機
風色 シャボン玉
私にも 似合うかしら?
桃色 髪飾り
紫の鳥が来て 緑のブランコで
擦り切れた 声鳴らす
黄色の 飴あげるわ
彩られた世界は賑やかに麻痺していく
それでも私の体はまだ 嘘の様で
瞳の色を知るには
触れられる 誰かがいるの
ここは私一人きり
私の色がわからない
色のガラクタの中
私の側にはアナタがいた
差し出されたその手には
赤い赤い林檎の実
「君に似合う色だから君に似合う色だから君にあげるよ」
惑う思いも言葉も
愛しいと思えたのなら
きっと歩いて行けるわ
満ち足りた色の中で
滲む星を作るのは
君と見る世界だと知る
白の世界 彩ろう
零した色は何処までも