初音ミク (Hatsune Miku)
\ (Backslash)
Why don't you set me free? 唐突に声をあげて ループに引き戻してよ
"goto" \ing day again,あの日をもう一度だけ 過ごしたいから
Why did you // them out? 可視光がまだ世界を照らしていた時間
"make" me malloc-ed again,and again!パラレルの夢をずっと過ごしていたいから

インクリメントされていくポインタ カレンダーを捲ってゆく
鼓動のクロックを跨いで 次の配列を探していた
どこかにエスケープシーケンスが ふと現れて日々を
失ったとしても戻り先 きっとどこか 存在してる

フェッチとエグゼキュート繰り返して進み
誰かのエゴで全てデリートされる
そんなクソ現実の不具合消されずに
上手くいかない 上手くいくはずない
Ver1.0.0のまま例外
吐きながら回る神様のプログラム
残された/* comment */は誰にも読まれずに
帰りを待ち続けている

Why don't you set me free? 唐突に声をあげて ループに引き戻してよ
"goto" \ing day again,あの日をもう一度だけ 過ごしたいから
Why did you // them out? 可視光がまだ世界を照らしていた時間
"make" me malloc-ed again,and again!パラレルの夢をずっと過ごしていたいから

ボールペンがノートをこする 難解なフローチャートの上
やや曲がった線が引かれて 放物線描き落ちる
鉄やクロムの合金の円柱を 左手がぎゅっと握り
その目は遠くにかかった 雨雲を見つめている
今覚えられるだけ メモリに詰め込んで
急いで熱を 冷ましていってしまう
そんな '\0'の代わりに 現れるというの?
信じていない 信じたくはない
天才である事に満足できないよ
ノート、メモ書き、コード 全て/dev/nullへ
残された計算を回す私置いて
どこか遠く行ってしまった

Why don't you scanf from me? 切れ端の計算式 こんなにきらめいてるのに
"while" you \ed me again,見えないけどプロセスは生き続けているから
Where did you Ctrl+C-ed out? 誰もいないこの世界で 結果ばかり生まれる
Tell me what's this "case",again,and again!シリアルの夢はずっと runしているから

Why don't you set me free? 唐突に声をあげて ループに引き戻してよ
"goto" \ing day again,あの日をもう一度だけ 過ごしたいから
Why did you // them out? 可視光がまだ世界を照らしていた時間
"make" me malloc-ed again,and again!パラレルの夢をずっと過ごしていたいから

(Why don't you set me free?)
("goto" \ing day again)
(Why did you // them out?)
("make" me malloc-ed again,and again!)