初音ミク (Hatsune Miku)
飼い殺しのテディ
だいじょうぶ うまくいくよ
きみはじゅうぶんだから
手足は潰えた
見えないスキマは 「ない」で満たされ
生きるには及ばぬ状況下で
誰でもいいから
熱の残滓まで愛して欲しいんでしょ
(誰でもいいから) (たすけて たすけて)
戻りたくて 溺れたくて
慈愛の海へと
思い出して 生まれたことで
きみはじゅうぶんだから
ぜんぶうまくいくよ 孤独だけはそう告げた
光の中で ある朝誰もが 胎に憧れ
妙典を携えて眠るんだ
逃げ場を失った
裂罅水のように悪夢を封じ込め
(悪い夢なんて) (閉じ込め)
もう許してよ 抱きしめてよ
温かい海へと
だいじょうぶ 痛みを忘れ
命を忘れ
生き忘れ
ぜんぶ うまくいくよ
たったひとつ還る場所
思い出して 生まれたことで
きみはじゅうぶんだから
ぜんぶうまくいくよ
孤独だけはそう告げた