初音ミク (Hatsune Miku)
vivid
[鬱P & ゆよゆっぺ 「vivid (ft. 巡音ルカ & 初音ミク)」歌詞]
ずっと街の外れで君はひとりきりで
天動説の地球の空を描いていた
ヘンテコでありえない景色は どん
な現実よりも素直で
「こんな世界だったら良いのにね」
と 寂しい顔で笑ってくれた
誰にも理解らないその絵のそばで
寂しく安らかに寄り添った時
ふたりに見えていた星たちだけが
ふたりを中心に鮮やかに回っていた
些細な憂いで心を擦り減らす君は
この地球で絵を描くには優しすぎた
パレットに色が増えるたびに 膿の
色も鮮やかになり
キャンバスのサイズが広がるたびに
自分の手が短く感じていた
どうにもならなかった虚しさと
絵の空だけがあの時のまま
誰にも理解らない絵をひとり抱いて
気が触れるまで涙した時
ふたりに見えていた星たちだけが
ふたりを中心に鮮やかに回っていた