初音ミク (Hatsune Miku)
狐の嫁入り (The Fox’s Wedding - Remaster)
[「狐の嫁入り」の歌詞]

狐の嫁さん 雨傘持たずに
私の想いを 紡いでおくれ
大名行列 死人の門番
「開けて? 開けて?」
狐の嫁入り 貴女を交えて
無くした私を 迎えに行こうぞ
鳥居の先には 私の体と
大名行列 死人の門番

ねぇねぇ笑って、笑って見せてよ?
やめて やめて 痛いよ
あぁ、あなたの言葉は
優しくするから 恥じない 始まり
ああああ 痛いよ
ああああ 助けて
痛いのやだから 君を受け入れる
ねぇねぇ笑って 串刺しにするの?

都に生まれて 縛られ育った
何年たったか 気付けば私は
捻くれ 腐って 人間を食べた
何年たったか 誕生日のとき
あなたを見つけて 強く思った
食べたい 食べたい ほんとに食べたい
私はあなたを 身体で誘って
食いついたとこに 私が食いつく
おいでよ、おいでよ 私の所へ
私の寝入りは 女狐と共に

あなたは私の 体を触って
興奮しながら 胸に吸い付いて
絶頂 快楽 全てが混ざって
私も高ぶり 君を食いちぎる
耳、鼻、目ン玉 ハラワタは最後
おいしい、おいしい すっごくおいしい
ほんとにあなたと ひとつになれたわ
骨までしゃぶって あなたを愛すわ

さあ、さあ ようこそ 鬼畜のどつぼへ
アンタガ主役ノ解体新書

狐の嫁入り 雨傘渡して
私の想いを 紡いでおくれ
死凶の大門 死人の門番
「開けて? 開けて?」
狐の嫁さん 雨傘持たずに
無くした恋路を 迎えに行こうぞ
鳥居の先には私の身体と
大名行列 死人の門番

ねぇねぇ笑って 串刺しにするの?
やめて やめて 気持ちいい
私の全てに引き換え
渡した拒んだ舞姫攫われ喜ぶ
命からがらの羅生の後世に
「生ケル屍ヨ 全テヲ還ソウ」
大丈夫喋るな 喋ると殺すぞ
「姫様ご無事で
こちら側ですよ」
おいでよ おいでよ 私の所へ
私の寝入りは 女狐と共に

私の心はあなたの物だよ
代わりに貰うわ あなたの身体を
絶頂、快楽 全てが混ざって
私もなんだか興奮してきた
肝臓、胃袋 ハラワタは最後
おいしい おいしい すっごくおいしい
そろそろ無くなる あなたの身体が
お次はどなたを 食べちゃいましょうか

大丈夫喋るな 喋ると殺すぞ
了解 ご主人 仰せの通りに

狐の嫁さん 雨傘持たずに
私の想いを 紡いでおくれ
大名行列 死人の門番
「開けて? 開けて?」
狐の嫁入り 貴女を交えて
無くした私を 迎えに行こうぞ
鳥居の先には 私の体と
大名行列 死人の門番

僕は孑孑君の傷を
蛆虫のように グチュグチュと啜る
愛して愛して愛して愛して
なんだか身体が 熱くなってきた
僕は孑孑君の傷を
蛆虫のように グチュグチュと啜る
愛シテ愛シテ愛シテ愛シテ
ドウシテ? 許シテ 害シテ 返シテ
首無し演舞の 最終目録
千切って、啜って 約束を果たす
どうしたの?そんな悲しい顔して
今更知ったの? 私の本性
あんたが私をこうさせたんだよ
食べたい、食べたい いっぱい食べたい
最後に見つめた人間の心
晒して繰り抜き女狐に還す

「あははははは」
「あああああ!」

狐の嫁さん 雨傘持たずに
私の想いを 紡いでおくれ
大名行列 死人の門番
「開けて? 開けて?」
狐の嫁入り 貴女を交えて
無くした私を 迎えに行こうぞ
鳥居の先には 私の体と
大名行列 死人の門番

無くした身体と 引き換え手にした
二人の想いは 黒夢うつつで
最後に抱いてと あなたに呟く
「開けて? 開けて? 開けて? 開けて?」
狐の嫁さん 雨傘持たずに
無くした恋路を 迎えに行こうぞ
鳥居の先には 私の身体と
大名行列 死人の門番