初音ミク (Hatsune Miku)
奇々怪々(Kikikaikai/Bizarre)
[balloon「奇々怪々 (ft. 初音ミク)」歌詞]
当たり前のような顔して隙間に潜るんだ
埃が重なった本棚だって君はいいんでしょう
古い椅子軋んで よろけた拍子に枯れたのさ
おどけた笑い声がどっかで聞こえたような気がしたの
この部屋はなんかおかしいんだ なにもせず すぐに気が滅入るんだ
壁の染みが笑ったような気がしちゃってさ もう ああ
この街はなんか寂しいんだ 人の顔色ばっか見えるんだ
僕の中で笑って見せて ほらほらほら 手を伸ばしている
感覚ぼやけて 虚ろな空気を孕むのか
辺りが暮れたって そんなの大した理由になんないよ
見えている?見えている?二人はなんにも見えちゃいない
聞こえてる?聞こえてる?あくびを誘ったブリキの音
迂闊にそうやって ふらりまた 君はもう ここにはいないのにな
目を離した束の間にほら 地球儀は回って あぁ
これを喜劇だとするならば 僕らは いつか出会うんだろうな
灯り一つ残らず捨てて 常々 目を凝らしている
この部屋はなんかおかしいんだ なにもせず すぐに気が滅入るんだ
壁の染みが笑ったような気がしちゃってさ もう あぁ
この街はなんか寂しいんだ 人の顔色ばっか見えるんだ
僕の中で笑って見せて ほらほらほら ねぇねぇねぇ
君の間違えなんて誰彼も 一つ二つ許してくれるだろう
今更 君を責めることなど
この部屋はなんかおかしいんだ なにもせず 切なさが胸を焼く
僕の中で笑って見せて ほらほらほら 手を伸ばしてよ
くるくるくる 地球儀は回る