初音ミク (Hatsune Miku)
冬月、凜然に帰す。 (Tougetsu, Rinzen ni Kisu.)
[廉「冬月、凜然に帰す。(ft. 初音ミク)」歌詞]

誰かが忘れた或の日々も
今は夢の中へ

叶うのなら塵も残さず
酷く脆い意思を捨て去る
望む日々は何も実らず
ただ 過去に消えてゆく

誰かに焦がれた或の日など
全て真に似せた影法師
叶わぬ事と知りながらも
影に夢を照らす

揺らぐ白い華 過去に触れる
揺れたその影に何を映す?
消えぬ後悔の時と雨
意味の無い悲しみと知りながら
あの頃に触れたくて

過去に躓く愚かさも
滲むその未来に夢を見る
『嫌いだ』

触れた白い華 指に溶ける
触れたその過去に何を祈る?
積もる後悔の時と雨
意味の無い悲しみに暮れながら
あの夢に触れたくて

掴む白い華 過去に暮れる
冷えたその影に今を照らす
穿つ後悔は幕を上げ
白に霞む青さに魅せられた
ただ夢に触れたくて

誰かが忘れた或の日々も
今は夢の中へ