初音ミク (Hatsune Miku)
慟哭トリガー (Lamentation Trigger)
[PolyphonicBranch「慟哭トリガ (ft. 鏡音レン, 鏡音リン & 初音ミク)」歌詞]
さあさあ 物語の幕開け
準備はいいかい?トリガーに指をかけて
「現実なんてこんなもん」
毒づいて何かが変わるわけも
電脳 洗脳 相乗反応
甘い罠には十分ご注意ください ワイヤーを張り巡らせ
「曖昧なままでもいいじゃん」
誰かを傷つけてまで手に入れたいものは何?
嘆きの眼差しで見守る月よ
赤い血よりも強い絆を壊すものは何?
守りたいと思うもの たとえ其れを失っても
1.2.3で飛び出した 世界に浸食されないように
胸の鼓動だけを信じて駆け抜けてゆく
すれ違ったままの感情でそれでも背中を合わせて
不安 焦燥 傷跡を隠して
放った弾丸の還る場所を求めた
細い光の線をたどる 祈りは通じたのかしら?
十字を切ることの意味 誰が教えてくれるの
空を泳ぐ鳥たち 何を象徴しているの
見つけて私はココに 泥だらけの手で涙を拭いた
夕暮れの境界線 君が思うよりも
ずっとやさしく照らしているから
籠の中の鳥たちは飛ぶ夢を忘れない
消えない声の残響が今も胸を締め付ける
1.2.3で飛び出した 存在証明は誰の手に
造り出された運命 生まれてきた意味を手繰る
止まったままの時計の螺旋を誰が巻いてくれるの?
残酷 劣等 悲しみを湛え
放った弾丸は誰かを傷つけるんだ
孤独の種が芽吹くころ
記憶は懐古する
幼子の手を引く影を追いかけて
積み木崩しのよう バラバラになった過去
3.2.1で飛び出した 少しずつ浸食されながら
月明かりが照らす 涙は零れ落ちてゆく
運命という名の鎖につながれたままの感情
それでも綺麗だと想う
放った弾丸は君のことを守るんだ