Linked Horizon
憧憬と屍の道 (Shoukei to Shikabane no Michi)
[Instrumental Intro]
(Der Weg der Sehnsucht und der Leichen)
[Intro]
あの日人類は思い出した
[Verse 1]
薄闇の中進む影は 誰も心許なく
不確かな未来はいつだって 薄氷の上に咲く
夜は訪れる度に幾度も
冷たい手で俺たちの首筋を 優しく撫でた
[Pre-Chorus]
黄昏を裏切って 灯る希望の背に縋り
追いかけた 地獄へと 向かってるとしても
[Chorus]
夢の続きが見たいなら お前は何を差し出せる?
悪魔は甘く囁いた 屍で道を作れ
この壁の向こうに何がある?
幼き日々に憧れた 真実はすぐそこにある
屍の道の先に
[Verse 2]
箱庭で繰り返す 悼みと恨みのループ
流れ込む記憶の果て 自由の意味を問う
嗚呼…可能性に満ちていた筈の少年達の器に 運命は其々 何を吹き込んだ
それは 誰の悲願か 誰の夢か
悲しみ 憎しみが交わって紅蓮の矢は互いを目指す
鳥の翼に憧れた 人は空へと羽ばたける
悪魔は狡く嘯いた 屍よ道を辿れ
この空の向こうに何がある?
幼き日々に囚われた
昔日の灯が照らし出す 屍の道の先を
[Bridge]
空の上から見たら 一体何が見えるのだろう
ここではない何処かへ 行ってみたかった
幼き日々に夢見た 広い世界の果てには
目眩を覚えるほど 不条理が潜む
自由を夢見た代償は 冷たい土のベッド
時に神の姿借りて 正義は牙を剥く
檻の中も檻の外も 等しく地獄か……。
[Guitar Solo]
[Chorus]
罪の重さを背負うほど 踏み出す足に意味がある
悪魔は低く呟いた 屍の道を進め
この闇の向こうに何がある?
幼き日々に呪われた 現実はいつ報われる?
屍の道の先で
[Outro]
《紅蓮の衝動》 が駆け抜けた軌跡
《自由の覚悟》 を散らして
《捧げられた花弁》 を束ねても
《手向ける真の暁》 は早すぎる
太陽はまだ沈んでいないのだから
進み続ける 波の彼方へ…