Linked Horizon
最後の巨人 (Saigo no Kyojin)
[Linked Horizon「最後の巨人」歌詞]

[Intro]
何かが欲しくて 伸ばした手は黄昏に染まる
何処かへ行きたくて 駈け出した足で
誰かを――踏み潰した
(Der letzte Titan)

[Verse 1]
弓矢のように飛び出した
自由を夢見た奴隷は
いくつもの《心臓》見送って
紅に染る鳥と成る

[Verse 2]
屍を敷き詰めた道は
争いを辿り 海を越え
ただ大きく地を鳴らしながら
それでも進み続ける

[Pre-Chorus]
宵闇の地平で 根を張るように
誰かを待つ―

[Chorus]
俺達は奴隷じゃねぇ 生まれた時から自由だ
虚勢を張って 虚構を生きる
真実が 現実に 成るまで
息の根を止めてみろ
口先だけの正義じゃ 届かない
《壁を破壊した者達》は 進み続ける!
[Verse 3]
この残酷な壁の世界
例え何処へ逃げても
落日に追われ羽を捥がれ
夜明けの詩を待ち侘びる
時に愛の名を欺いて
衝撃と絶望を飼い慣らし
ただ悪魔と蔑まれても
同じ樹の下にいたかった

[Verse 4]
だがこれは幼い感傷 なら受け入れて飲み込め
世界中の森を均したいなら
世界はあの樹をもぎ倒す

[Chorus]
人の望みが産んだ遠き痛み
時代を超えて罪は廻る
なら「間違っているのはもう.…俺だけでいい」
ただ 最後の巨人は独り叫えた

[Guitar Solo]

[Bridge]
過去を抱いた夢の中で
出会いと別れを繰り返し廻った
千年後の君の春は どんな花が咲く
[Chorus]
俺達は仲間じゃねえ 生まれた時から独りだ
虚言を吐いて虚構を纏う 進撃を侵撃と為すまで
お前らはモリを出ろ 何度道に迷っても
報われるまで 俺達は進み続ける
だからこの罪は赦さずに往け

[井上麻里奈]
「そして彼は この世界から巨人を駆逐した」