​amazarashi
フィロソフィー (Philosophy)
[Verse 1]
辛くて 悔しくて 全く涙が出てくるぜ
遮断機の点滅が警報みたいな人生の
くさって白けて投げ出したいつかの 努力も 情熱も
必要な時には簡単に戻ってくれはしないもんだ

[Verse 2]
回り道遠回りでも前に進めりゃまだよくて
振り出しに何度戻って 歩き出すのも億劫になって
商店街の街灯も消える頃の帰り道
影が消えたらなぜかほっとして 今日も真夜中に行方不明

[Verse 3]
死ぬ気で頑張れ 死なないために
言い過ぎだって言うな もはや現実は過酷だ
なり損なった自分と理想の成れの果てで
実現したこの自分を捨てることなかれ

[Chorus]
君自身が勝ち取ったその幸福や喜びを
誰かにとやかく言われる筋合いなんてまるでなくて
この先を (救うのは)
傷を負った (君だからこそ)
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー

[Verse 5]
都市の距離感解せなくて 電車は隅の方で立ってた
確信に踏み込まれたくないからいつも敬語で話した
心覗かれたくないから主義主張もなりを潜めた
中身無いのを恥じてほどこした浅学理論武装

[Verse 6]
自分を守って軟弱なその盾が
戦うのに充分な強さにかわる日まで
謙虚も慎ましさも無闇に過剰なら引くさ
いつか屈辱を晴らすなら今日侮辱された弱さで

[Chorus 2]
うまくいかない人生のためにしつらえた要項は
消えてしまいたいような影を輪郭を明瞭に
悲しいかな (生きてたんだ)
そんな風な (僕だからこその)
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー

[Verse 8]
(正しいも正しくないも考え出すときりがないから
せめて望んだほうに歩けるだけには 強がって)
願って 破れて 問いと解 肯定と否定
塞ぎがちなこの人生 承認してよ弁証法

[Verse 9]
悲しみを知っている 痛みはもっと知っている
それらにしか導けない解が君という存在で

[Chorus 3]
そもそも僕らが生きてく動機なんて存在しなくて
立ち上がるのに充分な明日への期待 それ以外は
僕は僕の (問いを解いて)
君は君の (君だからこその)
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー