amazarashi
月曜日 (Getsuyoubi)
amazarashi「月曜日」歌詞
[Verse 1]
体育倉庫のカビたウレタンの匂い
コートラインは僕らを 明確に区分する
渡り廊下で鳩が死んでた いつもより余所行きな 教科書の芥川
[Verse 2]
支柱に縛られた街路樹 まるで見せしめの磔
好きに枝を伸ばしたいのに 同じ制服窮屈そうに
右向け右で左見て 前ならえで列に背を向け
救いなのだその幼さが 君だけは大人にならないで
[Chorus]
月曜日、蹴飛ばしたら ゴミ箱にも嫌われて 転がって潮風に錆びた
息苦しいのは ここが生きる場所ではないから
僕ら地球外生命かもね
好きなこと好きって言うの こんなに難しかったっけ それならば僕は息を止めて潜るよ
君の胸の内の深さには 遠く遠く及ばないとしても
[Verse 3]
駅ビルのコンコース 待ちぼうけ
ソフトクリーム溶けた 全音符のクラクション
近寄る度 多くを知る 知らないことは多いと 河川から望む学区外
[Verse 4]
明日の話はとにかく嫌い 将来の話はもっと嫌い
「儚いから綺麗」とか言った 花火が永遠ならよかった
見えてるものを見えない振り 知ってることを知らない振り
いつの間にそんなに大人びて笑うようになったのさ
[Chorus]
月曜日、蹴飛ばしたら 川の水面で水切り 満月を真っ二つ切り裂いた
胸が苦しいのは 互いに思うことが伝わるから
僕ら超能力者かもね
嫌なこと嫌って言うの そんなに自分勝手かな それならば僕は息を止めて潜るよ
君の胸の内の深さには 遠く遠く及ばないとしても
[Verse 5]
普通にも当たり前にもなれなかった僕らは せめて特別な人間になりたかった
特別な人間にもなれなかった僕らは せめて認め合う人間が必要だった
それが君で おそらく僕で ゴミ箱にだって あぶれた僕らで
僕にとって君は とっくの昔に 特別になってしまったんだよ
[Chorus]
月曜日、蹴飛ばしたら 大気圏で焼け落ちて 僕の胸に空いたクレーター
確かに似た者同士だったけれど
僕ら同じ人間ではないもんな
一番怖いのはさよなら それなら約束しよう 永遠に別れはないと
永遠なんてないと知って誓ったそれが
愛や友情には 遠く及ばないとしても