amazarashi
アルカホール (Alcohol)
amazarashi「アルカホール」歌詞
[Verse 1]
宵の淵に腰掛け物思い
街は馴れ馴れしかった、当時
でも、親しい顔すれば素通り
脆い思い出は溶けてしまった氷
[Verse 2]
彼はキスした手首の傷に
朝日に素面の顔は気まずい
目の下のクマは黒い三日月
温いシーツに香りの名残はずるい
[Verse 3]
外と隔離した部屋で 飲み干す傷病手当
現実に悪酔い どうせ咲かぬ蕾
間引かれるなら どうか私から
[Chorus]
はしゃいだ分だけ寂しい 空虚に化粧ほどこし
夕映えが最後に 頬を赤く染めてくれる
そしたら綺麗と言って 良かったころの思い出
口を塞いで黙らせて 今だけ見ろって
ア ア ア
アルカホール
フォール
[Verse 4]
バスではいつも汗が酷い
焦る日ほど信号は黄色い
ミーティングで静寂に身じろぎ
動悸 他人はいつも私には遠い
[Verse 5]
はみ出した者が泣く
だからどうとかじゃなく
諦めていい 理由には十分
宛名ない速達で黒が来る
[Chorus]
幼い頃ママが言った 「あなたは天使だ」って
だから天国をスリップして この部屋に落ちた
すでに羽根もがれたけど 今さら飛ぶ気もないの
だからなんだって言うの ただ一つ、ママごめんね
ア ア ア
アルカホール
フォール
[Verse 6]
軽薄な喧騒と耳つんざく音楽
その波にさらわれて全部忘れたはず
こんな夜の孤独とか
いつかの綺麗なキスとか
[Verse 7]
夜遊びの冬の匂いとか
笑ったはずの季節とか
朝方打ち上げられて
顔を覆って泣いてる
[Verse 8]
記憶の死骸達でアクセサリー作って
「綺麗でしょ?」「綺麗でしょ?」
ってずっと泣いてる
あの子は誰だっけ?なんて私に聞かないで
[Chorus]
寂しい分だけはしゃいで 後ろめたさあしらえば
無邪気な顔の夜が 全て匿ってくれる
そしたら綺麗と言って こんな惨めな私を
口を塞いで黙らせて 全部夢だって
ア ア ア
アルカホール
フォール