[Chorus 1]
10クローネばかり
貸してくれよ
来月には
返すから
雨が止んだら
仕事もある
僕を信じて
[Verse 1]
街の外れに建ってた
古い見世物小屋
なぜだか
華やかに見えてたんだ
集まった大人のせいかな
[Pre-Chorus 1]
テントから潜り込んで
リハーサルを覗いてた
とんがった靴履いた
司会者のJokeは笑えない
[Hook]
AH-
だけど
目の前には
眩い電飾が
溢れて
僕の知らない世界へ
連れて行ってくれたよ
[Chorus 2]
WORLD
10クローネ出せば
パンが買える
ワインだって
手に入る
それより僕は
夢が欲しい
ウキウキさせる
音楽とか
辺りでは
見たことない
奇抜な衣装を…
[Verse 2]
あの人は仕事もせず
昼間から酒飲み
管巻いて
「この世は闇なんだ」と
死んだ目でつぶやく
安っぽい絶望さ
死ねばいい
[Pre-Chorus 2]
僕の母親は
ダンサーだったらしい
愛人の道化師と
竹馬を履いて逃げて行ったって…
[Hook]
AH-
ある日
僕の家の
笑いやしあわせが
消えたよ
愛に触れたこともなく
愛の意味も知らなかった
[Chorus 3]
WORLD
10クローネ出せば
パンが買える
ワインだって
手に入る
それより僕は
チケットが欲しい
こっそり脇から
入るんじゃなく
正式に
入り口から
未来に向かおうか
[Verse 3]
呼吸をする度
白い息
それは僕自身
まるで
一つの宇宙が現れて
神の掌の上
[Bridge]
いくばくかの金なんか
意味はないんだ
生きる価値を探せ
パンやワインなんかより
大切なもの
アイデンティティを思い出せ
[Pre-Chorus 3]
そう僕は目を閉じて
走ってる
[Chorus 2]
WORLD
10クローネ出せば
パンが買える
ワインだって
手に入る
それより僕は
夢が欲しい
ウキウキさせる
音楽とか
辺りでは
見たことない
奇抜な衣装を…
[Outro]
正式に
入り口から
未来に向かおうか