いつも僕らは
一緒だったね
どこへ行くにも
腕組んで歩いた
夢や仕事が
上手くいかない
挫折の日々に
なぜだか笑ってた
画廊のパーティーから
抜け出して来た
どんなに作品が売れても
虚しいんだ
僕がずっと望んでた生活なのに
喜んでくれる人
もういない
バケット バケット バケット
思い出すよ
あの頃 二人で食べた
一つのフランスパン
バケット バケット バケット
青春の味
何(なん)にもなくたって
美味しく 感じてた
君がいるだけで…
ある日 僕らは
ケンカしたんだ
ほんの些細(ささい)な
きっかけだったけど
何が一番
大切なのか?
忘れた僕に
幻滅したんだろう
賞とかお金とかが
欲しいんじゃない
自分が描(か)きたいものを
描(か)きたかった
君が一番理解してくれていたのに
勘違いし始めた
僕だった
バケット バケット バケット
お気に入りの
広場の近くのベーカリー
並んで いつも買った
バケット バケット バケット
今あるすべて
二人で分け合い
愛を噛み締めた
あれがしあわせだ
欲しいものが
ありすぎたんだろう
今ならばわかるんだ
答えはひとつ
バケット バケット バケット
思い出すよ
あの頃 二人で食べた
一つのフランスパン
バケット バケット バケット
青春の味
何(なん)にもなくたって
美味しく 感じてた
君がいるだけで…