[三浦透子「通過点」歌詞]
凪のように流れる時計
横目に
感触のない壁にもたれ
うるさく付き纏う
その声にしたがって
意志のない外灯が照らす
あの人の帰り道
現実にひき戻す
お湯はりの知らせきいて
過ぎてみればただの通過点
ほんの数分で終わる笑い話にしよう
迷いや戸惑いの中にいるときは重たいけど
自分の都合に合わせる良さなど
この先 どうでも
どうでも良くなるから
足取りを進めて
柄にもなくハメを外して
永遠に続くような物語の結末は無視
過ぎてみればただの通過点
ほんの数分で終わる笑い話にしよう
手のひらの世界に答えなどないからさ
蛍の光で繋がる二人の距離
この先 心は
心は後でついてくるから