[まじ娘「グロウフライ」歌詞]
あぁ 二両編成の
オンボロに揺られて向かう街
そこで君と会って瞬間から
この恋は始まってた
Why? 大人になると
泣きたいのに泣けなくなるんだろう
失ったのは感情じゃなくて
伝え方だったりする
降車ホームで再会
うまく笑えないでいる私
いとも簡単にその障壁を
でたらめな言葉で壊した
今は醒めないでよ
まだ醒めないでよ
夢なら抱きしめてしまいそう
こんなに強くて温い光
私には眩しすぎるのに
ねえ、なぜ時代は
人も町も変えてゆくんだろう
変わることも変わらないことも
哀しいと思ってしまうの
「東京はすごく楽しいよ」
好きだった君の目に反射して
嘘をついた私は酷い顔
へたくそな嘘なら暴いて
もう触らないでよ
近づかないでよ
その手に寄りかかってしまいそう
どんなに弱くて淡い光
でも君は見つけてしまうね
もう別れだね
車窓から出る声
綺麗なままではいられないよ
汚れてしまってもいいから、と笑う君を見てもう
今は醒めないでよ
まだ醒めないでよ
夢でも抱きしめていいのなら
この一瞬のことは永遠みたいで
私にとっての還る場所
この先もしも
私がもしも
砕けてしまう日がくるなら
散り散りになっても
頼りなく揺れる
光を見つけてください