​majiko
エガオノカナタ (Egao no Kanata)
[Chiho、まじ娘「エガオノカナタ」歌詞]

蝶の羽 むしる少女は、
村の大人に無垢に笑いかける「キレイだよ」って。
夜の街 舞う踊り子は、
過去の傷をえくぼで覆う。

遥か遠い異国の地でも、肌の色 違っても、
微笑むことで 笑うことで 人は生きている。
そうやって時代は続いてゆく。

新世界を創るのは連綿と咲く笑顔の花。
辛苦な暗い思いなんて胸に隠して。
現実は残酷でも涙を代価にして、
いつか僕ら太陽に向かう花になれる。

真実を知った彼女は、
あざけり自分と対峙する。

弱さと過ち 受け入れて、歩き出す決意は
進むことも 捨てることも とても怖いけど。
きっと笑える日を信じて。

深呼吸で吐き出した自己嫌悪に別れ告げて、
感情の渦 憎悪や嫉妬 まっすぐ見据えて。
震える言葉と気持ち。不安 抱え込んだって、
いつか僕ら太陽に向かう花になれる。

決断の苦しみを 傷みを
代価にして生きてゆく、ずっと。
微笑むことで 笑うことで 明日は来るから、
永遠に命はつながってゆく。

僕らに終りが来ても…
新世界を創るのは連綿と咲く笑顔の花。
絶望の夜、闇 切り裂いて 光 探して。
現実は残酷でも笑顔を絶やさぬように、
いつか僕ら太陽の如き花となり、
そう いつか心から笑い合おう、君と。