[きのこ帝国「猫とアレルギー」歌詞]

[コーラス]
話せなくていい、会えなくてもいい
ただこの歌を聴いて欲しいだけ
貴方の顔や　貴方の声が
夢に出る夜はどうすればいいの

[ヴァース 1]
十二月の空気を吸い込んで
くしゃみを一つ
生まれたばかりの猫たちが
散り散りに去ってゆきます

[プリコーラス]
色んなことがあったけど
思い出すのはあの日々ばかり

[コーラス]
話せなくていい、会えなくてもいい
ただこの瞬間　こっちを見ていて
ほんの少しの勇気があれば
後悔せずに住んだのでしょうか

[ポストコーラス]
アレルギーでも
貴方は優しく撫でた
[ヴァース 2]
ああ、昔を懐かしんだり　嘆いたり
有り余る残りの人生を
真面目に考えたりして
大人になったような気でいる

[プリコーラス]
時間が巻き戻せたならば
なんてね、もう思い飽きてる

[コーラス]
話せなくていい、忘れていいから
ふとした瞬間アルバム開いて
何にも知らないあの頃のように
横顔にそっと見惚れていて

[ブリッジ]
あと七日間で世界が終わるなら
なんて、あんなどうしようもない
例え話　他の誰にもしないでいて
これからもずっと

[コーラス]
触れなくていい　忘れていいから
ただこの瞬間　こっちを見ていて
貴方の顔や　貴方の声を
何度でも思い出して歌うわ
届かなくていい　忘れていいから
でも貴方の目と手の温もりが
何もない空　滲んで消えてく
[ポストコーラス]
アレルギーでも
貴方は優しく撫でた